このブログでは、すい臓がんを完治するまでの、知識と経験を共有していきます
「がん」を乗り越えるために必要な客観視って?
こんにちはチコです。
2022年4月14日の日記。
突然ですが・・自分の事となると「どうしたらいいか分からない!」と思う事はありませんか? (^^;)
ほかの人のことだと「きっと、こうしたら上手くいくのになー」と分かるのに・・・。
わたしはよくあります!
おいおい、自信をもって言うんじゃないわよ
じつは今日も、別のブログを書いていて「もう、どうしたらいいか分からないっ」と感じ・・
(↑ この話はまた別途)
そこで今日は、自分を客観視するのはむずかしい、でも病を乗りこえたり、上手く生きていくためには大切だよね
という話を書いていこうと思います。
2019年2月 告知 → 2019年3月 抗がん剤開始 → 2019年12月 手術 → 2020年1月 術後抗がん剤開始 → 2020年8月 経過観察開始
今月 2022年4月は、告知から3年2ヶ月、術後2年4ヶ月、無治療経過観察1年8ヶ月です
誰だって自分を客観視するのはむずかしい
よくメディアなどで「できる人は自分を客観視できる」という言葉を目にします。
でもこれって、本当にそうでしょうか?
私は、半分正解で半分間違いだと思います。
以前、企業のITガバナンス(企業のIT戦略の最適化)業務についていたとき
会社の役員、IT部長、監査室長たちと仕事をしていました。
そのとき知ったのです。
東大や京大出身の役員だろうが、グローバルに活躍するIT部長だろうが
自分たちのことを自ら客観視するのは難しいのだと。
ただ、彼らが素晴らしかった点は、その「客観視の難しさ」を認識し
謙虚な姿勢で部下の私からも意見を求める(部下を上手に利用する・・)
ことだったように思います。
「がん」を乗りこえるためには、客観視がたいせつ
こんな風に、なかなか難しい客観視ですが、病を乗りこえていくための大切なことの一つ。
- 自分自身のことや、いま起きていることを客観的にとらえる
- こんな見かたもあるよね、あんな見かたもあるよね、とバラエティ豊かな視点をもつ
- じゃあ今回はこういう視点から進めてみようと考える
といったように。
とはいえ最初に書いたように、人間は「自分のことになると分からない」という傾向にあるのも事実。
ましてや、大変な病をかかえていては、うまく客観視することはそんなに簡単ではないですよね。
客観視するために必要なこと
でも、ここで
そう、客観視ってなかなか難しいのよ
「そうそう、客観視するって難しい」と頷きながら、自分の腹に落ちた人は
その時点で、大きな前進だと思うのです。
また、客観視がむずかしいとはいえ
下の3つのことを心に留めておくだけでも、だいぶ状況は変わります。
- 客観視のテクニックを意識
- テクニックを積極的に応用
- 客観視してくれる人(※)を味方に
※ 家族、主治医、ソーシャルワーカー、患者相談センター、友達など
客観視が上手く使いこなせるようになると、きっと色んな物事がスムーズに進むようになるはず。
詳しくは、以下の俯瞰思考(ふかんしこう)の記事で書いています。
酸いも甘いも噛み分けた方たちにご覧いただいているブログで、私のような者が生意気な話をし恐縮ですが・・
よかったら、ぜひ客観視(俯瞰思考(ふかんしこう)テクニック )を意識してみてください
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