腸内細菌検査(マイキンソー)の意外な結果?!術前・術後に大きな変化なし

私のつかった「マイキンソー」と整腸剤

このブログでは、すい臓がん完治するまでの、知識と経験を共有していきます

こんにちは、チコです。

チコ

2022年5月30日の日記

以前の記事で、内科で腸内細菌の検査(マイキンソー)をしたというお話をしました。

その結果がようやく届きました。

今日は、その結果を受けての感想を、簡単にお伝えしようかと思います。

(医師からの詳細なコメントはまだ聞けていないので、そちらはまた今度)

がん治療経過

2019年2月 告知 → 2019年3月 抗がん剤開始 → 2019年12月 手術 → 2020年1月 術後抗がん剤開始 → 2020年8月 経過観察開始

今月 2022年5月は、告知から3年3ヶ月、術後2年5ヶ月、無治療経過観察1年9ヶ月です

もくじ

手術による腸内細菌叢への影響が思ったより少ない?

穏やかな病室のイメージ

消化器系の手術をすると多かれ少なかれ腸内細菌が変化すると聞きます。

また、以前「胃切除で腸内環境が変化、大腸がんとの関連も」という記事(下)をみてから

さらに手術の影響が気になっていました。

胃切除に伴う消化管の再建が患者さんの腸内環境に大きな影響を与えていることが明らかになりました

出典:胃切除により腸内環境が変化、大腸がんとの関連も|がんプラス

私の場合は、すい臓がんの手術 ですが、胃の幽門部分も切除し

術後 かなりダンピング症状(※ 胃内の食物が急速に小腸に流れ込んでしまうために生じる体調不良)があったため

私のお腹のイメージ

腸内細菌叢への影響も大きいのでは?と考えていました。

胃切除後は、栄養障害、貧血、下痢、ダンピング症候群を起こすことが多く、ビタミンB12が小腸で吸収されにくい


(中略)


原発がんの6か月以上後に発生する「異時性大腸がん」の発症リスクが、胃がん患者で高いという報告もあります

出典:胃切除により腸内環境が変化、大腸がんとの関連も|がんプラス

ところが、術前(2019年)と今回(2022年)の術後で、考えていたような変化はありませんでした。

もしかしたら、術後から約2年半経過したため戻ったのかも?しれません。

具体的に見ていきます。

すい臓がん手術の前と後の腸内細菌叢の変化

細菌のイメージ

以下が、わたしの腸内細菌叢の傾向ですが

  • 「ビフィズス菌」平均より少なめ
  • 「細菌叢の多様性」平均的
  • 「乳酸産生菌」平均より多め
  • 「酪酸産生菌」多い
  • 「大腸がん関連細菌」心配なし

術前(2019年)と術後(2022年・今回)で大きな変化はなしでした。

「ビフィズス菌」が平均より少なめ(術前・術後とも)

ビフィズス菌が多い食品のイメージ

ビフィズス菌とは

腸内の環境を整えるほか、ビタミンの生成能や免疫力の向上、動脈硬化の予防やコレステロール値の低下に貢献
花粉症といったアレルギー症状の改善や発がん予防にも効果があると言われています
出典:マイキンソー

わたしが初めて腸内細菌の検査(マイキンソー)をしたのは、抗がん剤が始まってから。

そのため、その段階で、抗がん剤前の健康なときと比べ

腸内細菌の乱れがあった状態だったかもしれません。

お腹
処方されていたビフィズス菌

(抗がん剤前に腸内細菌検査をしたことはないので、今となっては比較しようがありませんが)

それにしても、「長寿菌の一つ」と言われるビフィズス菌が少なめなんて、残念な結果・・

術後は下痢が激しかったため、ずっとビフィズス菌が処方されていました。

処方されていたビフィズス菌
処方されていたビフィズス菌

しかし、ビフィズス菌を飲むと逆に、お腹のハリやガスが気になり

数か月前に止めていました。それと関係あるのかどうか気になるところ・・

「腸内細菌の多様性」は平均的(術前・術後とも)

細菌のイメージ

多様性とは

腸内細菌の生態系が崩れると、元来腸内細菌叢の持つ機能が十分に発揮されず、宿主の様々な疾患の引き金に。
この生態系を維持に一役買っているのが「多様性」。 健常な成人では4-7くらい
出典:マイキンソー

腸内細菌の多様性は、長寿やがんとの関連が指摘されています。

以前、以下の記事で膵がんとも関連があるという論文をご紹介しました。

検査(マイキンソー)では、わたしの値は6という結果。

健常な成人の値が、4~7ということなので、平均的ですが・・

130歳まで生きる目論見を立てている私にとっては、残念な数字です。

マイキンソーの結果でも、長寿菌の一つであるビフィズス菌が少ないことと合わせ

「改善の余地あり」というコメントがありました。

「乳酸産生菌」が平均より多め(術前・術後とも)

腸活によい食事

乳酸産生菌(にゅうさんさんせいきん)とは

腸内で乳酸などの有機酸を出し、腸管の運動や食物の消化・吸収が促進され、有害菌の増殖を抑制することが分かっています。
更に、ヒトの免疫機能を調節する作用などが一部の菌で明らかとなり、健康に対する乳酸菌の機能についてはますます期待が集まっています。
出典:マイキンソー

乳酸産生菌は、2019年の抗がん剤フォルフィリノックス療法中も

平均値より多めで、今回も同様に多めでした。

「酪酸産生菌」が多い(術前・術後とも)

腸活に良い食事

酪酸産生菌(らくさんさんせいきん)とは

腸管内の細胞のエネルギー源となることが知られ、特定の疾患のリスクを低減する可能性などの新たな発見が多数報告。
近年、フィーカリバクテリウム・プラウスニッツイとコプロコッカスが、長寿に関わる菌として新たに注目。
出典:マイキンソー

酪酸産生菌は、2019年の抗がん剤フォルフィリノックス療法中も

平均値より多かったですが、今回も同様に多かったです。

酪酸については、以下の記事でも取り上げましたが

がんとの関連も注目されているこの菌が多かったのは嬉しいです。

最新の研究では酪酸菌が、がんや糖尿病予防、筋力アップ、花粉症改善、さらには新型コロナの重症化予防など、さまざまな驚きの作用をもたらすことがわかってきました

出典:病気知らずの長寿高齢者の便を調べてわかった事~100歳超えのカギを握る腸内細菌「酪酸菌」とは

大腸がん関連細菌(フソバクテリウムなど)の心配なし(術前・術後とも)

腸内細菌

大腸がん患者さんや、炎症性腸疾患患者さんの腸内では

フソバクテリウムという菌をはじめとした口腔常在菌(通常は口の中にいる菌が大腸に入ってしまうことがある)

の占有率が高いことが、様々な研究で分かっています。

フソバクテリウム・ヌクレアタム(Fusobacterium nucleatum)が大腸がん患者の便中に多く存在することが報告

出典:便中の「腸内細菌」から超早期の大腸がん診断が可能に|日経BP

今回の検査「マイキンソー」では、フソバクテリウム属の含まれる割合が10%以上になった場合

「リスクあり」として注意喚起をしてくれます。

細菌のイメージ

わたしの結果は、心配されるフソバクテリウムも口腔常在菌も少なかったため「心配なし」という判定でした。

ここが一番手術の影響として心配だったため、この結果で良かったです。

これは、病院や主治医の先生の手術の技術に感謝すべきなのかしら?

その他、わたしの腸内細菌叢でわかったこと(術前・術後とも特徴は変わらなかった)

検査のイメージ

術前も今回も、わたしの腸内細菌叢はもともと下痢になりやすい体質のようです。

同じすい臓がんの手術をしても、長く下痢が続く人とそうでない人がいますが、

もしかして、もともとその人がもっている腸内細菌叢の影響があるのかも?と思いました。

スーパーイソフラボンとして注目されるエクオール産生菌も、術前・術後とも平均値でした。

検査のイメージ

手術によってわたしの腸内細菌叢はかなり乱れたと考えていたので

今回の意外な結果は、安心材料の一つになり良かったです。

こういった検査は「腸活」をもっと頑張ろう!というモチベーションに繋がり良いですね。(^^)

ではまた。

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